離乳食が進んできて「そろそろ卵白も進めないと…」と思った際に、進め方を調べると、
- しっかりと固ゆで(15~20分)したゆで卵から卵白部分を与える
- 卵白は基本的に冷凍はNG
と出てくるので、ゆで卵を毎回茹でるなんてめんどくさい!と思うママも多いですよね。
そこで、何とか毎回茹でる以外の方法で離乳食の卵白を進めることができないのか、調べてみました。
離乳食の卵白は毎回茹でる必要あり?
離乳食の卵白は、しっかりと固ゆで(約20分茹でる)したゆで卵の卵白部分を、こしたりみじん切りにして与えます。
なぜ20分も茹でる必要があるか、というと、卵アレルギーの主な原因となる物質が、長時間加熱したものの方がアレルギーの発生がしにくい(アレルギー抗原残存率が低くなる)ため、と言われています。
画像引用:一般社団法人母子栄養協会
茹でた卵白については、冷凍するとゴムのような食感に変わってしまうため、残念ながら、他の食材のように数日分をまとめて作って冷凍することができません。
そのため、卵白をあげる日に毎回茹でる必要があります。
離乳食の卵白を楽に進める方法2選
毎回茹でるのはやっぱりめんどくさい…という方向けに、少しでも楽にする方法を2つ紹介します。
フリーズドライの卵白を使う
1番手っ取り早く離乳食の卵白を進めるには、フリーズドライの卵白を使いましょう。株式会社fufumuが販売している「paqupa」は、はじめての食材応援食として、アレルギーが出やすい食材を簡単に試すことができます。

今回ご紹介する卵白以外にも、「paqupa」では卵黄・エビ・カニ・ナッツ類などのアレルギー食材を試すことができます。

フリーズドライなので、水もしくはお湯で溶かすだけなので簡単!小さいキューブ状になっており、少しずつ量を増やしていけるのもとっても便利です。
卵白を初めてあげる際に感じる、「耳かき1さじという超少量だけでいいのに、ゆで卵を20分かけて作らないといけない」…そんな手間を解消してくれる神アイテムです。

長女が0歳の頃は、このような商品がなかったので、店頭で見かけた時は衝撃を受けました…!小児のアレルギー専門医が監修されているのも安心ポイントです。
なお、「paqupa」はまだまだ新しい商品のため、購入できるところが限られています。
アカチャンホンポ(店頭/ネット)もしくはfufumu公式ページから購入できますので、ぜひチェックしてみてください。

わが家の長男は、耳かき1さじ~3さじぐらいまではpaqupaを利用し、量が増えてからはゆで卵を作っていました!
ゆで卵メーカー・スチームクッカーを使う
ゆで卵を作るのが物理的にめんどくさい!という場合、ゆで卵メーカーやスチームクッカーを使用する、という方法もあります。
蒸し料理もできるスチームクッカーは、蒸し野菜・肉まん・焼売などの温めなど、様々な用途に使えます。
ゆで卵は離乳食以外ではあまり食べないかな…という方は、離乳食期が終わってからも使えるスチームクッカーが便利です。


ただし、離乳食の卵黄・卵白を進める場合、沸騰したお湯で20分加熱することを推奨されていますので、ゆで卵クッカー・スチームクッカーで作ったゆで卵は、20分茹でた場合と同様の加熱がされているかは疑問が残るところです。
初めてあげる際には、お湯で茹でる、クッカーを使う際には少し長めに加熱するなど、対策を検討する必要がありそうです。
まとめ:離乳食の卵白は毎回茹でる必要あり!ただし、時短グッズの活用で少しは楽にできる!
離乳食の卵白を進めるにあたっては、アレルギーを最大限抑える+冷凍できないという理由から、基本的には毎回茹でる必要があるといえます。
ただし、フリーズドライの卵白や、ゆで卵を簡単に作るグッズもありますので、上手く活用することで少しは楽に進めることができます。
正直なところ、本当にめんどくさい作業ではありますが、赤ちゃんの体のことを考えると、離乳食期の卵白を試すほんの少しの間だけなので、頑張ってみてください。
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