2歳の子どもへ初めてのパズルを選ぶとき、何ピースのものがベストなのか悩みますよね。
パズルは、子どもの集中力や考える力を育む知育玩具ですが、選び方を間違えると逆にストレスを与えてしまうこともあります。
2歳の子には、6~12ピース程度のピース数のものがおすすめです。ピース数以外にも気を付けておくべきことがあるため、合わせて紹介していきます。
お子さんに最適なパズルを一緒に考えていきましょう。
2歳児向けのパズルは何ピースがベスト?
2歳児に最適なパズルのピース数は、一般的に6〜12ピース程度が推奨されています。
とはいえ、同じ2歳の子どもでも、2歳すぐの子と3歳近い子では、集中力や手先の器用さが異なります。その子のレベルに合わせ、簡単すぎず難しすぎないピース数を選ぶことが重要です。
パズルが好きで慣れてくると、30~50ピースぐらいのパズルも自分でできるようになりますので、少しずつピース数を増やしていきましょう。
うちの子は、2歳半で30ピースのパズルを完成させていました!
2歳児のパズル選び:ピース数以外で気を付けておくべきこと
2歳の子に適したパズルを選ぶ際、ピース数だけでなく、ピースの大きさやデザインにも注意が必要です。
まだまだ手先が器用ではない2歳児。手の大きさや力加減に合った大きめのピースを選ぶことで、遊びやすく、集中して取り組むことができます。また、誤飲リスクを考えても大きめの方が安心です。
デザイン面では、色鮮やかで子どもが好きなキャラクターや動物のイラストが描かれたものがおすすめ。子どもが興味を持ちやすく、遊びながら自然と学ぶことができます。
男の子であれば、乗り物のパズルも人気です♪
2歳児のパズル選び:期待できる効果と失敗しないためのポイント
手軽で身近な知育玩具として有名なパズル。楽しく遊びながら、集中力や手先の器用さ・考える力を育み、自分で完成できた!という達成感を味わうことができます。
まずは、6~12ピースぐらいからスタートし、できる!という自信がついてくれば、少しずつピース数を増やし、難易度を上げていきましょう。
どうせすぐにできるようになるし…と初めからピース数が多いものを選ぶと、難しすぎて挫折してしまい、パズルを嫌いになる原因にもなりかねません。
子どもの集中力や手先の器用さをよく観察し、発達段階に合ったピース数のパズルを選ぶことが大切です。
ちょっとパズルは難しそう…と感じた場合は、型はめパズルからやってみるのがおすすめ。どう組み合わせるとよいか、ではなく、同じ形を探すため、はじめてのパズルにはぴったりです。
2歳児のパズル選び:段階・ピース数別のおすすめ商品
それでは次に段階・ピース数別におすすめの商品をご紹介します。
STEP1:はじめてのパズル(型はめ・6ピース)
画像引用:楽天市場
最初にやってみるパズルとしておすすめなのは、つまめるタイプの型はめパズル。普通のパズルは2歳児にとっては少し持ちにくいため、つまめるタイプがおすすめです。
知育玩具として有名なボーネルンドのファーストシェイプパズルは、丸・三角・四角とシンプルな形、わかりやすい色で構成されており、形・色の認識を促すのにもぴったり。
上手にピースをつまむことができると、ピースの下に隠れているお花やひよこが出てくるので、楽しみながら遊ぶことができ、手先の発達にも効果◎です。
STEP2:少し慣れてきたら(板パズル・12ピース)
画像引用:楽天市場
パズルというものに少し慣れてきたら、次に板パズルに挑戦してみましょう。
板パズルは台紙がついたパズルです。台紙には縁があり、ピースは大きめで分厚く、THEジグソーパズルのような複雑な形ではなく、なめらかな曲線で作られているので、小さな子でも扱いやすいのがポイント。
知っているキャラクターであれば、完成形の想像がつきやすく、はっきりした色であれば、色を目印にパズルを繋げていきやすいので、パズル初心者の子には、そういった目線で選んであげてください。
STEP3:ピース数を増やしていこう(板パズル・30ピース)
画像引用:楽天市場
STEP2で板パズルに慣れてきたら、ちょっとずつピース数を増やしていきましょう。
わが家でも娘が大ハマりで、長く遊び続けているのがアンパンマン天才脳はじめてのパズル。大好きなアンパンマンのパズルなので食いつきがよく、キャラクターの名前を覚えたり、「これは〇〇(キャラクターの名前)だねー」と言いながら、楽しそうに遊んでいます。
遊んでいるうちに、キャラクターの名前に加え、どのキャラの隣に誰がいるか、を覚えていくようで、記憶力もしっかり鍛えられていました。
ワンコイン以下で楽しめる+知育にもいい、高コスパなお気に入りのおもちゃです。
2歳児のパズル:遊び方はどのように教えればいい?
パズルを初めて見る子にとっては、遊び方は難しいもの。いきなりやってみて!といっても、すぐにできるものではありません。
そのため、少しずつ段階を経て、パズルを完成できるようにサポートしてあげましょう。
- 1完成形のパズルを見せる
どんな絵が描かれているのか説明してあげる
- 2ピースを触ってみてもらう
とりあえず触れてみてもらう
- 3ピースをはめるという達成感を感じてもらう
まずは最後の1つだけ、ピースをはめる成功体験をしてもらう
- 4次は2つ…3つ…とピースを増やしていく
次は2つだけ残してやってもらい、どんどん数を増やしていく
- 5困ってたら声掛けする
「これとこれ、同じ色だね」「くるっと回してみたら?」などヒントを声掛け
- 6見守りながら繰り返しやってみる
できたら大袈裟なぐらい褒めてあげる
1・2で興味を持ってもらい、3~6で「できた!」という経験を積み重ねてもらうのがポイントです。
最後の1ピースだけ、その次は最後の2ピース…と徐々に「自分でできた!」という経験を通し自信がついてくると、もっともっと!という意欲が沸いてきます。たくさん褒めて、伸ばしてあげましょう。
うまくできない時は、「これはここだよ」という答えを教えるのではなく、色や形・向きが違うこと等、いろんな形でヒントを出してあげてください。ヒントをもとに自分で考えて、「できた!」という経験をすることで、自己肯定感の向上に繋がります。
まとめ:2歳児向けパズルの選び方
2歳児向けパズルの選び方やどのように遊び方を教えればよいか、をご紹介しました。
- 2歳児に最適なパズルのピース数は6~12ピース
- 型はめパズルなど簡単なものからスタートし、徐々にピース数を増やしていく
- 大きめのピース・子どもの興味がありそうなデザインのパズルがおすすめ
- 小さくステップを上げて、達成感を感じて楽しんでもらえるようにする
パズルは、集中力や手先の器用さ・考える力など、子どもの成長に欠かせないスキルを育む素晴らしい知育玩具です。
適切なピース数やデザインを選び、子どもが楽しく遊びながら成長をサポートできるようにできるといいですね。
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