こんにちは、お出かけ大好きワーママのゆんです。今回は大阪にある「子ども本の森中之島」へ行ってきましたので、どんな場所だったのかご紹介していきます。大人でも楽しめるのか?どんな特徴があるのか?予約方法はどうすればよいのか?しっかりまとめましたので、なんか気になるな…という人はぜひ最後まで読んでみてください。
子ども本の森中之島とは?
子ども本の森中之島は、2020年に開館した大阪市北区にある子ども向けの図書館です。絵本や児童文学などを収蔵しており、子どもに多種多様な本に触れてもらい、好奇心や探求心を育んでほしいという思いで設立されました。
3階建ての図書館で、建築家の安藤忠雄さんが建物寄附をしたことでも有名です。
開館時間 | 9:30~17:00(4交代の入替制、要予約) |
休館日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日が休館) 蔵書整理期間・年末年始 |
入館料 | 無料 |
アクセス | 京阪中之島線「なにわ橋駅」より徒歩すぐ 地下鉄御堂筋線・京阪本線「淀屋橋駅」より徒歩8分 地下鉄堺筋線・京阪本線「北浜駅」より徒歩4分 |
住所 | 〒530-0005 大阪市北区中之島1-1-28 |
駐車場 | なし |
子ども本の森中之島は大人だけでも入れる?
子ども本の森中之島は、乳幼児から中学生までをメインターゲットにしていますが、大人だけの利用も可能です。とはいえ、子どものための施設ですので、混雑時は閲覧席をお子さんに譲ってあげてくださいね、と公式ページでも案内されています。
実際に私は子連れで訪れたのですが、大人だけで来られている方もちらほらいました。館内にある本も絵本だけではなく、大人が読んでも楽しい本、話題になっていた本なんかもあり、普段は出会えなかった本に出会える楽しみもありました。
他の図書館とは違い、自習・PCの利用は禁止となっています。あくまで本を楽しむ施設です!
子ども本の森中之島の入館方法は?予約は必要?
子ども本の森中之島の利用については、時間指定の90分・完全入替制(定員あり)になっています。
時間については以下の4パターンあり、事前に予約できる定員は各回100名となっています。
オンラインからの予約方法
事前予約については公式サイトから。14日前の10:00~予約受付開始となりますので、行きたい日が決まっている場合はそれに合わせて予約を取るようにしましょう。土日祝についてはすぐに予約が埋まる傾向にありますので、14日前にスタンバイしておくのがベストです。
予約が取れなかった場合はどうする?
残念ながら希望日の予約はすでに埋まっていてとれなかった…という方も、まだ行ける方法は残っています!私は今回下記で紹介する①の方法で入館できました。どうしてもいきたい!という方は以下2つの方法も試してみてください。
①直前のキャンセル待ちを狙う
予約に関しては、オンラインでキャンセル・変更ができます。「無断キャンセルは避けてください」と公式サイトでアナウンスがあり、入館開始時間の15分前までキャンセルが可能なため、前日・当日のキャンセルはよく出ます。
当日体調が悪くて…、もともとの予定が長引いて…など、特に近隣の人であれば、気軽にキャンセルされることもあるので、ぜひ前日あたりから予約サイトをチェックしてみてください。
私は前日夜に偶然キャンセル枠に遭遇したので何とか予約できました!
②当日先着順の枠を狙う
子ども本の森中之島は、以前は完全予約制だったのですが、2023年10月現在、予約なしでも各回先着50名は入館できるようになりました。入館開始10分前から受付開始となっていますので、予約は取れなかったけど、どうしても行きたい…という人は、当日先着枠を狙うのもありかと思います。
先着50名…って結構な確率で入れるの?
スタッフさんに聞いたところ、土日祝はやっぱり人気ですぐに先着枠は埋まってしまうみたいだよ。近隣の人ならいいけど、ここ目当てでわざわざ出てくるなら予約は必須!
ちなみに、イベント開催時(公式サイトで確認できます)は予約なしの入館は不可、全員揃った状態で列に並ぶ必要がある点は要注意です。また、3歳以上の子どもは1名でカウントされ、家族で来る人が多い…と考えると、なかなか狭き門なので、遠方から来る人にはあまりおすすめしません。(近場で子ども向けの施設があればいいのですが、徒歩圏内には何もないんですよね…)
子ども本の森中之島の特徴
先日、子連れで子ども本の森中之島へ訪問してきましたので、その際に感じた特徴をご紹介していきます。
おしゃれな内装
さすが安藤忠雄建築というだけあって、建物自体がおしゃれです。入口を入るとさっそく本棚がどんどーんと並んでおり、天井まで続く壁一面の本棚は圧巻!いたるところがフォトジェニックで可愛いので、中を見て周るだけでも楽しいです。
いろんな場所で座って本を読める
普通の図書館では、本を探して借りる、というのがメインになると思いますが、子ども本の森中之島では、貸し出しが不可となっているため、その場で読書を楽しめるように施設が設計されています。
大階段で座って読んでみたり、階段裏の隠れ家のような場所で読んだり、本棚の合間にある小さなスペースで読んだり、川を眺めながら読書できる窓際の席があったり、本当に至る場所で楽しめるようになっています。子どもが楽しみやすいよう、椅子も子ども向けに小さいものがたくさん用意されていました。
12のテーマで分類されたジャンル
ジャンルの分類の仕方も子ども向けになっています。自然や動物はもちろん、将来のことや宇宙のこと、大好きなキャラクターに関する本や、生死についてまで、いろいろな本に興味を持ってもらいやすいように分類されています。同じテーマの中でも、絵本もあったり、図鑑もあったり、文庫本もあったり、さまざまな本があって楽しいです。
映像が投影される不思議な空間が素敵
娘が1番気に入ったのが「休憩室」と名付けられた、コンクリート打ちっぱなしの円筒の高さのある空間。手を叩くと反響して楽しいみたいで、とてもはしゃいでいました。15分に1回、ここの壁に本にまつわる言葉や映像が投影されるようになっていて、浮かんでは消えていく映像に子どもたちは釘付けでした。ここは図書館ではなく、アートを感じられる空間で、無料でこんなの楽しんじゃっていいの?と大人の私も大興奮でした!
子連れに優しい設備が充実
子どものための施設を謳っていることもあり、館内の子ども向け設備も充実しています。
・授乳室(1階、調乳機もあり)
・おむつ替えシート(1階/2か所)
・補助便座(館内すべてのトイレに設置)
・男の子用の子どもトイレ(1階・2階)
補助便座まであるのが珍しいですよね♪
なお、館内は比較的通路が狭いため、ベビーカーは入口外にあるベビーカー用駐車スペースに置いて入場しましょう。
ちなみに、子どもがはいはいできるようなスペースはないので、0歳児だとおとなしくお膝の上で絵本を読んでくれる子でないと厳しいかもしれません。1歳・2歳ぐらいになると、いろいろな本に目移りしたり、大階段を上り下りしたり、としっかり楽しめると思います。(子どもが多いので、普通の図書館のように静かにしないといけない…がないのもありがたいです)
2歳児は途中で飽きるかな?とも思っていましたが、結局1時間半みっちり楽しめました♪個人的に興味のある本もたくさんあったので、大人だけでゆっくり訪問したいぐらいです。
【まとめ】子ども本の森中之島は大人も子どもも楽しめるスポットだった
予約が取りづらくドキドキしながらキャンセルが出ていないか確認する日々でしたが、確かにこれは人気出るよね!と思えるほど、素敵な空間でした。子どもも大喜びで、大人も楽しめるので、ぜひ1度行ってみてください。
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