先日旅行にいった鹿児島県で2歳の子どもと一緒に宿泊した「霧島温泉もみじ谷静流荘」、貸切温泉をはじめ、ご飯もとても美味しく、素敵な旅館でした。写真多めでご紹介していきますので、ぜひ鹿児島県をはじめとした九州旅行を計画している方はぜひ参考にしてみてください。
霧島温泉もみじ谷静流荘とは?
![霧島温泉もみじ谷静流荘の外観](https://yunlog1.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_0617-1024x768.jpeg)
霧島温泉郷は、鹿児島県の霧島連山の南西にあります。桜島や錦江湾を眺めながら、様々な泉質の温泉を楽しむことができ、坂本龍馬が新婚旅行で訪れたことでも有名な九州で有数の温泉地です。
霧島温泉もみじ谷静流荘は、その霧島温泉郷の中でも、渓流のすぐ側のロケーションで、明礬泉と硫黄泉という2種類の異なる泉質の温泉を楽しむことができる旅館です。
![ゆん](https://yunlog1.com/wp-content/uploads/2023/03/F9BA3A13-C4D9-4FAB-AC5A-E24AE633F4C1.png)
総部屋数が21室と小規模な旅館で、温泉街から少し離れていることもあり、隠れ家的な雰囲気!
静流荘のお部屋の様子
静流荘には、4つのタイプのお部屋があります。
・露天風呂付客室(露天風呂付特別室、露天風呂付和室、露天風呂付き洋室ツイン)
・寝湯付客室(和室・和洋室)
・足湯付客室(和洋室)
・和室
和室とそこまで金額が変わらなかった(1人1,000円UP程度)ので、せっかくだし!と思い、今回は「足湯付客室(和洋室)」のタイプのお部屋に宿泊しました。
![霧島温泉もみじ谷静流荘の足湯付客室(和洋室)](https://yunlog1.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_0299-1024x768.jpeg)
![霧島温泉もみじ谷静流荘の足湯付客室(和洋室)](https://yunlog1.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_0300-1024x768.jpeg)
和洋室ではあるものの、和室の上にマットレスが直置きされており、ベッドから転落…ということも考えにくいので、小さい子ども連れでも安心です。ちなみに、マットレス自体は、最初は離れて設置されていたのでくっつけて寝ました。
部屋の中には、その他、洋室部分に2人がけのソファとテーブルがあります。すごく広いタイプのお部屋ではなく、ごくごく普通ぐらいの広さです。
![霧島温泉もみじ谷静流荘の足湯付客室(和洋室)の足湯部分](https://yunlog1.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_0344-768x1024.jpeg)
![霧島温泉もみじ谷静流荘の足湯付客室(和洋室)の足湯のあるウッドデッキの様子](https://yunlog1.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_2229-768x1024.jpeg)
そして楽しみだった足湯!和室から足湯付のウッドデッキに出られるようになっています。足湯の際に腰掛ける椅子は1つしかありませんでしたが、2人並んで入れるぐらいの広さがあります。温泉・水を調整できるようになっているので、好みの温度に調整可能、もちろん24時間入れますよ!私は夜、娘が寝た後に足湯しながら晩酌しました♪
![霧島温泉もみじ谷静流荘の足湯付客室(和洋室)の洗面所・トイレ](https://yunlog1.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_2235-768x1024.jpeg)
トイレ・洗面所も最近リフォームされたのか、清潔感があり綺麗です。トイレもウッドデッキに出るところもフラットになっているので、子どもがつまづく心配もないのもいいですね。
静流荘は2種類の貸切温泉(風呂)がイチ押し
静流荘にあるお風呂は全部で3種類。大浴場(露天風呂あり)・家族風呂・貸切露天風呂(せせらぎの湯)です。
大浴場 | 15:00~23:00、6:00~9:00 *露天風呂あり | 硫黄泉 |
家族風呂 | 16:00~22:00 *50分間貸切無料 | 硫黄泉 |
貸切露天風呂 | 15:00~21:30 *30分間貸切無料 (※上記が公式でアナウンスされている時間帯ですが、 2023年9月時点では翌朝利用の予約も可能でした) | 明礬泉 |
家族風呂・貸切露天風呂はいずれも予約制で、チェックイン時に予約するシステムになっています。どちらも無料で利用できるのが嬉しいポイント!事前予約ができないので、どうしてもこの時間がいいという希望があるのであれば、早めにチェックインするのがベターです。
家族風呂
![霧島温泉もみじ谷静流荘の家族風呂入口](https://yunlog1.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_0307-768x1024.jpeg)
![霧島温泉もみじ谷静流荘の家族風呂入口から脱衣所までの道](https://yunlog1.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_2231-768x1024.jpeg)
家族風呂は古民家を移築して作られており、一瞬ですが外を通って、脱衣所へ入ります。
※家族風呂は2つあり、予約の際に指定されたお部屋に入ります。
![霧島温泉もみじ谷静流荘の家族風呂の様子](https://yunlog1.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_0309-1024x768.jpeg)
家族風呂ですが、5人ぐらいで入っても余裕の広さ。大きな窓からは緑が眺められるようになっており、窓を開けると半露天風呂の雰囲気で、とても気持ちよかったです!家族風呂内にも、シャンプーなどのアメニティはきちんと完備されています。貸切時間が50分とのんびり浸かることもできるので、旦那は家族風呂が1番気に入ってました。
貸切露天風呂(せせらぎの湯)
![霧島温泉もみじ谷静流荘の貸切露天風呂までの道](https://yunlog1.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_0522-1024x768.jpeg)
貸切露天風呂に行くには、108段の石段を下りていく必要があります…!浴衣に下駄で下りていくため、小さい子連れで抱っこで移動しなきゃいけない人は注意してください。階段を下りていくと、綺麗な渓流のすぐそばに露天風呂のある小屋が設置されています。
![霧島温泉もみじ谷静流荘の貸切露天風呂の外観の様子](https://yunlog1.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_0526-768x1024.jpeg)
![霧島温泉もみじ谷静流荘の貸切露天風呂の内部](https://yunlog1.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_2228-768x1024.jpeg)
小屋の中は、簡易的な脱衣所とお風呂があるのみで、貸切時間も30分と短め(+冬だと極寒)なので、ここで体や髪を洗うというよりかは、ちょっとだけ温泉につかるor足湯として楽しむのがいいかな、と思います。ベンチもあるので、川を眺めてのんびりするのもGOOD!
![霧島温泉もみじ谷静流荘の貸切露天風呂のすぐ横の渓流](https://yunlog1.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_0529-1024x768.jpeg)
本当に渓流のすぐそばなので、川の流れる音を聴きながらの時間はとっても贅沢な気分になれます。帰りの上り階段がなければ言うことないのですが、それを含めても、ぜひこの宿に泊まったのであれば、ぜひ体験して欲しい素晴らしいロケーションのお風呂です。
![りすっこ](https://yunlog1.com/wp-content/uploads/2023/09/8f866df30766ba211b00b7d3f526dc4d.png)
ちなみに、大浴場はどんな感じだった?
![ゆん](https://yunlog1.com/wp-content/uploads/2023/03/F9BA3A13-C4D9-4FAB-AC5A-E24AE633F4C1.png)
すごく広いというわけではないけど、宿泊者数自体そこまで多くはない+家族風呂などを利用する人が多いので、混み合ってて困るということはなかったよ!写真はコチラをチェック!
静流荘の食事はゆっくり食べれる半個室
![霧島温泉もみじ谷静流荘の食事処](https://yunlog1.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_0360-1024x768.jpeg)
![霧島温泉もみじ谷静流荘の食事処の半個室の様子](https://yunlog1.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_0361-1024x768.jpeg)
静流荘の食事処はこんな感じ。客室ごとに半個室が用意されています。私たちが利用したのは掘りごたつタイプのお部屋でしたが、手前のお部屋はテーブルタイプでした。暖簾で区切られ、ほぼほぼ個室に近いプライベート感のある空間で、周りを気にせず食事ができます。
子ども用には、豆椅子・子ども用カトラリー(スプーン・フォーク・プラスチックのお皿/コップ)を用意してくれていました。今回は子ども用の食事はなし(大人から取り分け)で予約していたのですが、先にご飯も用意しましょうか?とお声がけしてくださったのも、とてもありがたかったです。(しっかりいただきました)
夕食
![霧島温泉もみじ谷静流荘の夕食](https://yunlog1.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_0363-scaled-e1699092589492-1024x768.jpeg)
![霧島温泉もみじ谷静流荘の夕食](https://yunlog1.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_0364-scaled-e1699092611181-1024x768.jpeg)
![霧島温泉もみじ谷静流荘の夕食](https://yunlog1.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_0379-768x1024.jpeg)
![霧島温泉もみじ谷静流荘の夕食](https://yunlog1.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_0377-768x1024.jpeg)
夕食はこんな感じ。「黒豚メンタクとろろ鍋」と「とうもろこしの茶碗蒸し」がとっても美味しかったです。口コミでは量が少ない・・・という意見もありましたが、個人的な感想としては、量もしっかりあって、2歳の子と取り分けしながらでしたが十分満足でした。
朝食
![霧島温泉もみじ谷静流荘の朝食](https://yunlog1.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_0613-1024x768.jpeg)
朝食はこんな感じ。特別変わったものはありませんが、しみじみと胃に染み渡る感じの美味しいご飯です。旅館の朝ごはんってご飯に合うものが多くて、ついついおかわりして、食べ過ぎちゃいますよね。
静流荘は子連れにおすすめ?よかったポイント3つ
今回、2歳の子どもと一緒に静流荘に宿泊したんですが、子連れに良かった点を3つ紹介します。
緑に囲まれたロケーションが素晴らしい
![霧島温泉もみじ谷静流荘のフロント横のウッドデッキ部分、緑が気持ちいい](https://yunlog1.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_0603-1024x768.jpeg)
霧島温泉郷の温泉街より少し離れたところにあるので、周りは森と川!静かで川のせせらぎだけが聞こえるので、日々育児に疲れた心と体をリラックスさせるには本当によい環境でした。
上の写真はフロント横にあるウッドデッキ。お部屋からもお風呂からもどこからでも緑あふれる景色を見ることができるので、マイナスイオンは思う存分吸収できると思います。秋になるとあたり一面が色づいて、紅葉もとっても素敵なんだとか…!
大満足のお風呂
前述したとおり、泉質が2種類、大浴場・家族風呂・貸切露天風呂、さらにお部屋によっては、足湯や寝湯なども楽しめるのが、この静流荘の最大の特徴です。子連れだと普段なかなかお風呂もゆっくり入れないことが多いですが、どのお風呂も落ち着いて入ることができ、心身ともに癒されました。
![ゆん](https://yunlog1.com/wp-content/uploads/2023/03/F9BA3A13-C4D9-4FAB-AC5A-E24AE633F4C1.png)
温泉目当てで宿泊予約をする場合、大浴場だけだと子連れでは心が休まらずしんどいので、私はいつも貸切風呂のあるところを予約してます!
嬉しい無料サービスと心遣い
![霧島温泉もみじ谷静流荘の無料で利用できる色浴衣](https://yunlog1.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_0518-1024x768.jpeg)
女性は色浴衣の無料サービスがありました。また、子ども用の浴衣の無料貸し出しもありました。1番小さいサイズはSと書いてありましたが、おそらく100cmぐらいのサイズ感かと思います。娘の普段の服のサイズは90cmなので、着るとだぼだぼでしたが、浴衣姿可愛いです♪(子ども用浴衣の写真はお部屋の項目参照)
フロント横のスペースでは、24時間コーヒーの無料提供もあったり、小さなライブラリースペース(絵本も少しだけ置いてある)もありました。
また、どのスタッフさんも子どものことをとてもよく気にかけて声をかけてくれ、とても居心地がよかったです。
静流荘は子連れにおすすめ?気になった点2つ
逆に、子連れでの宿泊でちょっと気になるな…と思ったのは以下の2点です。
館内にはエレベーターがない
古くからある小規模な旅館ではあるあるですが、静流荘にもエレベーターはありませんでした。そのため、荷物を運ぶ時や、ベビーカー移動の方は少し大変かもしれません。
古い旅館に泊まる時に気になるのが騒音ですが、私が泊まった日はお客さんがそこまで多くなかったのか、食事処以外では、他のお部屋のお客さんの話し声が気になる…などは特にありませんでした。
貸切露天風呂までが遠い
先ほどお風呂の項目でも記載しましたが、貸切露天風呂へ行くためには玄関から出て108段の階段を下っていく必要があります。子ども用の外用スリッパも用意されていましたが、娘には大きいサイズしかなく、危ないな…と思ったので、今回は旦那が抱っこして移動する形になりました。
川まで下るからこそ見れる素晴らしいロケーションなんですが、雨の日や冬場はちょっと大変だな…と思います。
まとめ:静流荘は2種類の貸切温泉が楽しめ心地よいお宿
静流荘は、ホームページなどを見ても、特別子連れ旅行推しをしている旅館ではありませんが、お部屋・料理・温泉とどれもとても満足なお宿でした。特に温泉は本当に最高でした!
ちなみに気になるのがお値段だと思いますが、足湯付きのお部屋にも関わらず、2食付きで1人2万円以下で宿泊でき、コスパも◎なので、ぜひ九州旅行に行く際にはチェックしてみてください。
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