復職日が近づくにつれ、育休復帰に対して不安が募りますよね。
2023年4月より育休から復帰して、ワーママデビューを果たしました。
これから復職を迎えるママさんに向け、慣らし保育の様子や、実際に復職して思ったこと、実際の1日のタイムスケジュール等を記事にしてみました。
こんな感じの生活になるのか…と参考にしていただけると嬉しいです。
育休復帰(慣らし保育)前の私と娘
まずは、簡単に私と娘について紹介。
私(ゆん) | 2021年5月に産休開始、1年11ヶ月ぶりの職場復帰。事務職。 みんなでワイワイも好きだが、1人の時間は大事にしたいタイプ。 |
娘 | 2021年6月生まれ。大人の男性は苦手だが、お姉さんたちは好き。 一時保育などの利用経験はなし。ママにべったりな甘えたさん。 |
旦那は育児には協力的ですが、平日は仕事が忙しいので、基本的には22時以降に帰宅。そのため、ほぼワンオペで育児をしていました。
娘が0歳の頃は、夜もしっかり寝るタイプだったし、特に手がかかるタイプと思ったことはありません。しかし、1歳を超え、歩き出すようになると、どんどんイタズラをするようになり、1日に何度「やめて!」と言っていたかわからないほど。日中2人でいると、イライラすることも多くなってきたので、1歳3か月を過ぎる頃には、「私って育児向いていないかも。早く復職した方がいいのかな。」と思っていました。とはいえ、年度途中の保育所入所はほぼ難しく、一斉募集のある1歳の4月でようやく保育園が決まりました。
そもそも保活もまだだよー!という方は「【保活のやり方まとめ】いつから?どうする?保育所見学のチェックポイントは?」も合わせて読んでみてくださいね♪
育休復帰直前 不安だった保育園入園~慣らし保育
保育園デビュー
そんなこんなで2023年4月より晴れて娘は保育園デビュー。1歳児クラスは18人。半数以上はこの春入園組なので、最初の1週間は泣き叫ぶ子供たちで溢れ、お部屋の中はカオスでした。笑
娘は最初の2日ぐらいは訳も分からずキョトン。3日目からは、ここに来るとママがいなくなると気付いたようでギャン泣きし、建物の外まで泣き声が聞こえるほど。私はというと、後ろ髪引かれる思いは多少あったものの、「ごめんね」という気持ちよりも、「今日もがんばってね!」という気持ちの方が強かったです。娘はだいたい2週間ほどで朝も泣かなくなりました。
慣らし保育スケジュール
初日は入園式が1時間くらいでさらっと終わり、その後はこのようなスケジュールで慣らし保育は進んでいきました。
1~2日目 | 9:00~11:15+α | 11:15に親が合流。親と一緒に給食を食べる。 |
3~5日目 | 9:00~12:00 | 給食後にお迎え。 |
6~7日目 | 9:00~14:30 | 午睡(お昼寝)後にお迎え。 |
8~9日目 | 9:00~15:30 | 午後のおやつ後にお迎え。 |
慣らし保育では、「給食」と「昼寝」が1番の難関で、ここがクリアできないと預かり時間を延ばしてもらえません。(保育園の方針にもよります)同じ慣らし保育の時期でも、子供の様子によって、お迎え時間が違ったり、すぐ慣れる子・慣れない子、いろいろいました。
「給食」については、普段から自宅以外の場所で食事をしたり、他の子供たちと食事をしたり、ママ以外の誰かとご飯を食べることに少しずつ慣れておくとスムーズかもしれません。
娘の場合、食べムラはあるものの、食欲は旺盛なタイプなので、「給食」は軽々とクリア。問題は「昼寝」。いつも添い寝で昼寝をしており、母の耳をネチネチとつまみながら入眠していくので、保育園で寝れるのかとても心配でした。
昼寝1日目は眠いけど寝れずに怒りまくり、最終的にはバギーに乗せてもらって遊んでいる間に少しだけ寝たそうです。翌日も眠いけど寝れないと何度も泣いたようですが、最終的には保育士さんのゴットハンドによる足のマッサージで無事眠りに落ちた、とのこと。
その後も毎日普段より睡眠時間は少ないもののちゃんとお昼寝できていて、子供の環境適応能力、ほんとすごいです。
育休復帰までにやったこと
会社への連絡・面談
保育園の内定通知が届いたら、まず初めに会社人事へ連絡。4月入園が決まったことと、4月下旬に復職希望であることを伝えました。その後、復職にあたっての人事面談があり、その際に復帰にあたっての希望や考慮してほしいことなどを伝えました。とにかく希望は言うだけはタダなので、自分が働きやすい環境や条件をイメージし、遠慮なく話すのが1番です。
ちなみに私は以下のようなことを伝えました。
- 復職希望日
- 復職後の勤務時間
- 残業は基本的に不可
- できれば在宅勤務も少しずつでもできればありがたい
もともと私がいた部署では業務の性質上、在宅勤務はほとんどできませんでした。しかし、言葉にしてみたことで、検討してもらえる余地はありそうでした。(とはいえできて週1日程度になりそうですが)
部署異動をすれば在宅勤務をもう少し増やすこともできそうでしたが、慣れない業務+慣れない人間関係+初めてのワーママ生活はしんどそうだな、と思い、慣れ親しんだ部署・業務での復帰を希望しました。
★これから育休復帰する方はぜひこちらの記事もチェック
夫との話し合い
主に話し合った内容は、「保育園の送り迎え」「家事の分担」「保育園からの呼び出しや病欠時の対応」についてです。
保育園の送り迎え
上で書いたように、夫は基本的に夜帰ってくるのは遅いので、保育園のお迎えはほぼ不可能。朝はほとんど出発時間は変わらないので、できれば朝は送ってほしい旨は伝えましたが、朝弱い+睡眠足りないとポンコツになる夫としては、あまり自信がない様子。とりあえず週1日以上はやるということでひとまず決定。(⇒なんだかんだで復職後はほぼ送ってくれてます)
家事の分担
家事については、育休前~育休中とあまり変わらなかったので、特に役割分担については変更なし。(主に、私:洗濯・買い物・料理、夫:皿洗い・トイレ/お風呂掃除)ただ時短家電という観点から、ドラム式洗濯乾燥機の導入は検討。現在の住まいが古めの賃貸のため、置けるか怪しいので一旦保留にはなったものの、とりあえず楽できるものはなるべく取り入れるのがベストだと思います。
ドラム式洗濯乾燥機の導入が保留になったため、とりあえず洗濯の時間短縮にと思って買った、このピンチハンガー!すごくオススメ!引っ張るだけでするっと取り込める!時間にすれば大したことないかもしれないけど、気持ちよく一気に取り込めるのでストレス軽減に。何故もっと早く買っておかなかったのか…と思った逸品です。
保育園からの呼び出しや病欠時の対応
保育園からの呼び出しコールは、職場~家が徒歩10分の私が優先的に対応することに。保育園では解熱後24時間は登園NGというルールがあるので、お迎えで早退→次の日はお休みになってしまうため、できる限りそこはお互いの仕事の様子を見て調整することにしています。お互い実家まで約1時間ほどの距離なので、それぞれの母にもいざという時はお願いね連絡もしておきました。
実両親・義両親のサポートが難しそうな場合、病児保育の預かりやファミリーサポートの登録も復職前にしておくと、いざという時に焦らなくて◎!
1人時間を堪能
最後に、慣らし保育終了~復職までの期間はゆっくり1人の時間がとれるゴールデンタイム!のんびりカフェで過ごしたり、友人と子無しの身軽な状態でランチしたり、今しかできないと思って平日昼飲みにも行きました。唯一やり残したことがあるとすればスマホのデータ整理。スマホの写真・動画のデータ量がすごいことになっているので、これこそ育休中にやっておくべきだったな…と思っています。
いざ復職!私の1日のスケジュール
次に、具体的にこんな感じで働いてるよーというスケジュールをお見せしますので、復職後の想像が全くつかない!という方は参考にしてみてください。ちなみに、勤務時間は9:00~16:30。保育園⇔家⇔会社という位置関係で、保育園から家が自転車で5分(雨の日は徒歩)、家から会社は徒歩で10分なので、通勤時間はかなり短い方です。
- 7:00起床、朝食準備
娘起きなければ7:15頃には起こす
- 娘の朝食・着替えをさせつつ、
自分の着替え・化粧・朝食・連絡帳記入・持ち物準備・洗濯物干し - 8:10保育園に向けて出発
夫が送ってくれる時は、私は8:40頃に会社に向け出発
- 9:00仕事開始
- 16:30仕事終了
- 17:10保育園お迎え
- 18:00買い物を終えて帰宅、夕食準備
- 18:45娘と共に夕食
- 19:30お風呂
平日はゆっくり入るのは諦めてます
- 21:00娘就寝
20:30ぐらいを目安にお布団へ
- 22:00寝落ちしてなければ、帰宅した旦那と喋ったり、ブログ書いたり
- 24:00就寝
ここではいい感じに過ごせた際のスケジュールを載せていますが、残念ながら、まだ生活リズムに慣れておらず、寝落ちするケースも多々あります。そんな日は、一瞬夫帰宅時に目が覚めるのですが、活動する気は起きず、仕事と育児と最低限の家事以外、何もできない日もあります。
育休復帰をして思ったこと
よかったこと
娘がより可愛く感じるようになった
離れている時間が長いからこそ、ちょっとしたワガママも許せるし、遊んで遊んでとベタベタするのも受け入れられるようになりました。あとは、あれ?これ保育園で覚えてきたのかな?という言動を目にしたり、ニコニコ嬉しそうにくっついてきたりするのも可愛い。抱っこを求められるのはしんどい時もあるけど、できるだけ応えてあげようって思えたり。(もちろんイライラする時もあるけどね)やっぱり私にはほどよい距離感の方があっていたようです。
仕事は意外に大丈夫
私は約2年ぶりの復帰だったので、さすがにいろんなこと忘れてるよなーと思っていたのですが、不思議なことに身体は覚えているようで、業務自体に慣れるのは意外にスムーズでした。大人と話す機会が減ったため不安に思っていた電話対応も、いざ話し始めてみるとすらすら言葉が出てくる。産後、物忘れもひどく、私はもうポンコツだ…と思っていましたが、仕事となると脳がしっかりビジネスモードに切り替わるようです。
ランチタイムのありがたみ
ランチに好きなものをゆっくり食べれる。食べる物を制限されることもないし、食べるタイミングを逃したり、奪われることもない。出産前は普通だと思っていたことが、出産後はこんなに嬉しいことだとは…!1人でご飯食べながら株のチェックをしたりブログの事考えたりする時もあるし、同僚とご飯行く時もあったり、1日の内、確実に自由に過ごせる唯一の時間です。
大変だと思ったこと
圧倒的に自由な時間がなくなる
当たり前ですが、仕事+通勤で拘束されている時間があるため、自分の自由な時間はとても少なくなりました。今までは娘のお昼寝時間は、自分の好きなことをする時間にできていましたが、今は昼食の1時間のみ。私の場合、電車通勤ではないので、仕事が終わればすぐにお迎え、あっという間に会社員からママに戻る感じでほっと一息つく間もありません。娘の寝かしつけが完了すれば、ようやく自由な時間が訪れますが、朝からフル稼働で活動を続けると電池切れして寝落ちしてしまうこともしばしば。本当に時間がない!と毎日思ってます。
イライラは減らない イライラの質は変わる
育休復帰すると1人の時間が増えてほどよい距離感がいいよ!と先輩ワーママさんから聞いていたので、復職すれば娘にイライラすることも減るのかなーと思っていたのですが、実際そんなに減った実感は今のところありません。ただ、今までは私の行動を邪魔されたり、イタズラした内容に対して怒ってしまうことが多かったのですが、復職後は、時間がないのにスムーズに動いてくれないことに対して怒ってしまうことが増えた気がします。相手もイヤイヤ期真っ最中なので、もういい加減にして!ってなることは、やっぱりゼロにはならないですね。。
保育園の洗礼は迷信ではない
「保育園の洗礼」それは保育園に入園してすぐの頃に風邪や感染症などの病気をもらってきて、早退や欠席を繰り返すこと。ようやく保育園にも慣れ、機嫌よく登園できるようになってきたなーという頃に、クラスの中で鼻水垂らしている子や咳をしている子が目立つように。気付けば娘も、あれ…鼻水が出てる、あれ…目ヤニも出てきてる、そしてあっという間に発熱。熱自体は2日間ほどで治まりましたが、鼻水は2週間経過した今も継続中。1ヶ月間登園して、2日は欠席という結果になりました。すっきり治る前にまた別の菌をもらってくる可能性も高いので、今後もまだ気が抜けません。。
そんな鼻水地獄の時に手放せなかった必須アイテムがこちらの「ポリチェル球」。鼻吸いといえば、メルシーポットや知母時が有名かと思いますが、こちらもマイナーながらめちゃくちゃ便利です。大きなスポイトのようなシンプルな構造なので、簡単に鼻水を吸うことができました。使ってみて思った良い点・悪い点は以下にまとめておきます。
私はずぼらなので、ある程度洗えていたらいいかと思うのですが、神経質な方はきちんと洗えているか不安になるかもしれません。それ以外は使い時にさっと使え、吸引力もしっかりあるので、鼻水に悩んでいる方はぜひ騙されたと思って買ってみて欲しい、私激推しの育児グッズです。
娘はスッキリするのが快感になったのか、使用してわりと早い段階から、ポリチェル球を見せると、自分から鼻を近づけてくるようになりました。
しんどくても放棄できないママ業
これは育休中にも思っていましたが、より強く思うようになったこと。仕事でとても疲れていたとしても、娘にご飯を作ってあげて、お風呂に入れてあげて、寝かしつけしないといけない。(事前にわかってれば、夫や親に助けを求めることはできるけど)娘が生まれる前までは、仕事がしんどければ、もう今日は何もしない!とサボることはできたけど、なかなかそれができないのがママのしんどさだなーと思います。
育児は必須になる分、家事(特に料理と掃除)については、手を抜く時はとことん抜いてるよ!
最近は、ネットで注文できる宅配スーパーや、下ごしらえ野菜と献立がセットになったミールキット、すぐ食べれる冷凍弁当や冷蔵の作り置きお惣菜の宅配など、便利なサービスもたくさんあるので、うまく利用しながらワーママ生活を送っていきましょう♪
宅配弁当って大丈夫?と心配な方は、実際にnosh(ナッシュ)というサービスを使ってみた感想をレポートしていますので、nosh(ナッシュ)宅配弁当はお試しできる?実際に食べてみた本音レビューもぜひご覧ください。
育休復帰が不安な方へ。ワーママデビューのリアル:まとめ
こんな感じで私のワーママ生活が始まりました。誰しも育休復帰は不安なもの。自分自身の記録として残しておきたかったので、思いつくままに記事にしてみたのですが、これから復職を迎えるママにとって少しでも参考になればいいなと思います。
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