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育休中に上の子保育園はずるい?そう言われる理由と考えておくべきこと

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育休中に上の子保育園はずるい?そう言われる理由と考えておくべきこと 子育てのヒント

私は現在第2子妊娠中の正社員で、産休・育休を取得予定です。そこで気になるのが上の子の保育園問題。

育休中の保育園利用について調べていると、「保育園ずるい」というワードが目立ったので、何故そのように言われるのか気になって調べてみました。

・育休中の上の子の保育園利用を悩んでいる方

・育休中に上の子の保育園を利用してずるいと言われたり、肩身の狭い思いをしている方

の参考になれば嬉しいです。

育休中の上の子の保育園利用は可能?

育休中の上の子の保育園利用は可能?

自治体や登園している保育園の規定にもよりますが、私の住んでいる自治体では、第2子の育児休業中に上の子の保育園利用は認められています

通常、就労や傷病、介護、産前産後、求職中などの理由で育児が困難と認められる場合に保育の必要性を認定されますが、下の子育休中の利用については、「上の子の環境変化に配慮し、児童福祉の観点から認められる」とし、引き続き保育園を利用できるという判断になるとのこと。

保育短時間認定になる、利用できる最長の期間は下の子が満1歳を迎えてから最初の3月末まで、という制限はありますが、退園を希望しなければ、そのまま利用することができます。

ゆん
ゆん

自治体により判断は異なりますので、最終的にはお住まいの役所へ確認してね!

育休中の上の子の保育園がずるいと言われる理由

育休中の上の子の保育園がずるいと言われる理由

では、何故自治体で認められているにも関わらず、「ずるい」と言われてしまうのでしょうか。

調べてみると、このような意見が多かったです。

待機児童を抱えるママ

待機児童については、前に比べて少し落ち着いてきたように思いますが、それでも待機児童を抱える自治体はまだまだ多いです。保育園に入りたくても入れなくて、仕事をしたくてもできない、そんな方も世の中にはたくさんいます。

そのため、働いていないのであれば、その分の枠を「働きたいのに保育園に入れず働けない自分に譲って欲しい…」という思いから、「ずるい」という発言が出ているようです。

自宅保育を強いられている専業主婦

専業主婦の場合、保育園に預けたくても、産前産後の期間のみしか預けることができません。同じように2人の子を育てている状況にも関わらず、一方は預けることができる…ということに不公平感を感じ、「ずるい」という言葉に繋がっているケースもありました。

国の方針として「こども誰でも通園制度」の展開を打ち出しているので、今後は変化があるかもしれませんが、保育園問題はなかなか根深いところです。

保育園は働く人のものという固定概念

「保育園という場所は、働く人が子どもを預ける場所」というイメージが強く、育休中=働いていないので、利用すべきではないのでは?と考える方の意見も見られました。

育休という名前からして、育児に専念するために休んでいるのに、保育をしないということに「ずるい」と感じられる人もいるようです。

ゆん
ゆん

あくまでも、下の子の育児休業=下の子の育児には専念はしているけど、なかなか理解がされないケースもあるようです…

育休中に上の子を保育園に預けるメリット

育休中に上の子を保育園に預けるメリット

では、実際に保育園に預けるかどうか迷っている方に向けて、メリット・デメリットを順番にあげていきます。

家事や育児の負担軽減

産後間もないママは、体力的にもまだまだ万全の状態ではありません。その中で、育児と家事を一人で抱え込むのはかなりの負担です。

子どもが1人の時でさえ、育児と家事の両立は大変だったのに、それに0歳児が加わるとなると…考えただけで負担が大きいことは容易に想像がつきます。特に上の子が遊びたい盛りの子であれば、そっちに手を取られて、下の子を放置してしまう…ということも考えられます。

日中は、上の子を保育園に預けることで、家事・育児の負担を軽減し、上の子・下の子とそれぞれの時間を持つことができます

上の子の社会性が身に着く

保育園では、同年代の子どもたちと集団生活を送ることになります。これにより、子どもは社会性や協調性、思いやりの心などを自然と身につけていくことができます。

また、保育園ではさまざまな遊びを通して、たくさん刺激を受けることができます。家ではなかなかさせてあげられない経験もでき、子どもの成長を促すことができる、という意味でも、大きなメリットです。

次回育休復帰時の保育園確保の心配がない

一旦退園することになった場合、次の育休復帰のタイミングで、上の子と下の子を同時に保育園入園させる必要があります。ただでさえ、保育園が決まりにくいこの時代に、うまく2人同時入園ができるのか、また希望の園に兄弟それぞれの枠があるかもわかりません。

そのため、上の子は継続して保育園に通うことで、復帰時には下の子の保活のみ行えば問題ないので、少しは育休復帰のハードルが下がる、というメリットもあります。

育休中に上の子を保育園に預けるデメリット

育休中に上の子を保育園に預けるデメリット

次に、育休中に引き続き上の子を預けた場合のデメリットについては、以下3点が挙げられます。

保育料がかかる

育休中であっても、今まで通り保育料はかかります。働いていないにも関わらず、月数万円の出費は継続する…という状況になりますので、経済的に厳しい…という方も出てくるかもしれません。

共働きのタイミングで家計がカツカツという方であれば、保育園を継続するか、もしくは家計を見直して保育料を捻出するか、もきちんと考えるようにしてください。

上の子が3歳クラス以上であれば、保育料無償化の対象になりますので、給食費等だけですみ、少しは負担は減ると思いますが、2歳以下のクラスの場合、要注意です!

少しでも家計の負担を減らすなら、①簡単にお小遣いをもらえるキャンペーンを利用する、②投資の勉強を始める、なども、育休中の時間がある時にやっておくのがおすすめです。

上の子が寂しがる+登園を渋る

上の子からすると、「下の子だけママと過ごせてずるい」「なんで自分だけ保育園に行かなきゃいけないの?」「自分もママと一緒に過ごしたい」と思い、保育園に行くのを渋ることもあるかもしれません。上の子の年齢にもよると思いますが、なかなかそういった状況を子どもに理解してもらうのは難しいところです。

なるべく一緒にいる時間はたくさん遊んであげ、愛情をしっかり伝えてあげましょう。また、保育園の先生は味方になってくれると思いますので、状況を説明し、相談してみるのも1つの手です。

送迎が大変

私の場合、今までは登園には自転車(約5分)を利用していました。しかし、下の子が生まれてしばらくは、自転車の利用も難しいので、徒歩登園(約10分)になります。単純に時間も多くかかりますし、子どもを2人連れての登園となると、スムーズにいかないケースも多々あるでしょう…。

まとめ:育休中の上の子の保育園はずるくない!気にせず利用しよう

育休中の上の子の保育園利用については、自治体で認められているため、決してずるいものではありません。誰が何といおうと権利として認められているので、胸を張って利用しましょう。

私個人としては、保育料は痛いな…と思いつつ、

・保育園に通って楽しそう、これからもお友達と先生と楽しい時間を過ごして欲しい

・下の子と向き合う時間もじっくり作りたい

という理由から、上の子の保育園については継続して利用するつもりです。

メリット・デメリットをしっかり把握し、「何故育休中も保育園を利用するのか」を自分の中で落とし込みできていれば、周りの声はそこまで気にしなくて大丈夫です。いつの時代も、自分と違う境遇の人を攻撃したくなる人はいますからね…。

周りは気にせず、自分の選択に自信をもって、2人育児頑張っていきましょう!

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