マグビルドで事故は起こる？安全性と安心して遊ぶためのポイント

知育おもちゃとして人気の高いマグビルド。しかし、「マグネットを使ったおもちゃって事故が心配」「誤飲や破損で危ないんじゃない？」という不安を感じる保護者の方も少なくありません。

実際に調べてみたところ、マグビルドでは誤飲事故は報告されていませんが、別のマグネット玩具では複数の事故が起こり、販売停止になったケースもありました。

マグビルドは、構造や基準で高い安全性が評価されていますが、どのような特徴があるのか、また、事故を防ぐためにはどのような対策が必要なのか、詳しく解説していきます。

マグビルドによる事故は起こっている？

画像引用：楽天市場

マグビルドは、他のマグネットブロックおもちゃと比較して安全性が高く、これまでに事故の報告はありません。

食品衛生法や米国玩具安全基準(ASTM)、欧州玩具安全指令(EN71)など、国際的な安全基準をクリアしていることからも、安全性の高さがうかがえます。

また、磁石が樹脂パネル内に内蔵されており、小さな部品が露出する危険性が低い構造になっているのも特徴です。

しかし、マグビルド以外の類似製品では誤飲事故が発生している例もあり、マグネットがついた製品は気を付けて使用する必要があります。

マグビルドの類似商品で発生した事故例

マグネットセットと呼ばれるマグネット玩具で、2017年から2022年の間に11件の誤飲事故が報告されました。被害者の年齢は0～7歳で、子供が複数の小さな磁石を飲み込み、消化管を挟んで引き合うことで、臓器に穴が開くというかなり深刻な事故です。

マグネットセットは3～5ミリ大の強力な小型磁石を使ったおもちゃで、球状や立方体のものがあり、互いをくっつけて遊ぶものです。写真は下記リンクよりご確認ください。

＞＞マグネットおもちゃ　事故多発で6月19日から製造・販売禁止へ：朝日新聞デジタル

このような事故の報告を受け、2023年6月19日よりマグネットセットの製造・販売は政令で禁止されています。

マグビルドとは異なり、磁石がむき出しになっており、小さな磁石は安易に口に入れることができてしまうため、確かにこれは危ないおもちゃですね…。

マグビルドの安全性がわかる特徴4つ

画像引用：楽天市場

事故が起きたマグネットセットとマグビルドは、形状も異なっており、危険な要素はないように感じられますが、具体的に安全性に配慮されているポイントについてお伝えします。

実際、マグビルドは、口コミも高評価のものがほとんどで、安全に遊べるおもちゃであるといえます。

＞＞人気No.1！マグビルド スロープセットの口コミを見てみる（楽天市場）

マグネットおもちゃとして有名なマグフォーマーと悩んでいる方は、こちらの記事で比較していますので、ぜひ合わせてご覧ください。

マグビルドの事故リスクを減らすための工夫

画像引用：楽天市場

マグビルドは安全性は高い商品ではありますが、使い方によっては危険が伴うことも覚えておいてください。

事故リスクを減らすために、遊ぶ時には以下3点について気を付けてください。

1. 対象年齢を守る
   対象年齢（3歳以上）を守り、幼児が1人で触れないようにしましょう。
2. 破損チェックを行う
   定期的にパネルが破損していないか確認し、壊れた部品は使用しないようにしてください。
3. 子どもが遊ぶ際は目を離さない
   子どもが遊んでいる間は必ず見守り、異常がないか確認しましょう。

スロープを作ってボールを転がす遊びよりも、図形遊びを楽しみたい！という方は、ベーシックセットやカラーズを選択するとよいでしょう。

マグビルドは、使い方さえ気を付ければ、高い知育効果が期待できるおもちゃです。

事故のリスクを極力おさえ、安全にマグビルドを楽しみましょう。

まとめ：マグビルドの安全性は高い！事故を防止するためにも使い方には気を付けよう

マグビルドは、今まで事故の発生もなく、安全性が高いおもちゃといえます。

その特徴として「磁石が内蔵された設計」「適度に弱い磁力の磁石」「国際安全基準の適合」「安心のABS素材」があげられます。

ただし、過去に他のマグネット玩具で重篤な事故が発生していることもありますので、使用する際には下記ポイントをきっちり守るようにしてください。

マグビルドは、見た目が可愛いだけでなく、知育要素がたっぷりなおもちゃです。

創造力・空間認識能力・図形センス・色彩感覚を伸ばしたい！という人は、プレゼントの1つの案として、ぜひ検討してみてください。